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活動報告

看護部では看護の質の向上をはかるため、委員会活動を行っています。委員会では年間活動目標をあげて研修会やイベントなどに取り組んでいます。委員会は教育委員会をはじめ計10の委員会で構成されています。 スタッフ全員が委員会に属し、目標に向かって頑張っています。そして年度末には各委員会の年間活動報告会が行われます。

教育委員会

現場での実践力を上げ、看護の質の向上をはかる。
 教育委員会では専門職として必要な継続教育のため、教育プログラムの企画、運営、実施、評価を行っています。今年度からは委員会内での機能と役割が強化されることを目的に(クリニカルラダー・新人教育・看護補助者教育・看護研究)と担当別に分かれ活動しています。
 質の高い看護を提供するためには知識、経験の積み重ねと柔軟な感受性が必要です。看護師ひとり一人が自分の仕事に目標と自信を持つことで楽しく生き生きと患者さんに接することができ、その結果がよい看護に結びつくと考えます。そのようなスタッフの成長してゆく姿を想像しながら教育委員みんなで教育計画を作っています。

感染対策委員会

看護部感染対策委員会のスタッフは、「感染リンクナース」として各部署の感染対策強化のための活動をしています。また、院内感染対策委員会と連携し、感染予防対策および知識の啓蒙を図っています。新型コロナウイルスの流行から2年が経過しました。
 当院においては幾度とコロナウイルスに脅かされました。しかし、感染対策を確実に行うためには、全職員が感染対策に対して同じ方向を向き行動する大切さを学ぶことができました。さらに、現状の感染対策の見直しと改善につなげることができました。
 今後も、「感染対策が院内のすみずみまで行き届き、患者と職員の安全が守られた病院」を目指し、委員会活動を行っていきます。

看護記録委員会

「看護記録」は看護実践の過程を記録したもので、看護ケアの評価・質の向上だけでなく、チーム間の情報提供や医療事故・訴訟の際の重要な証拠となります。
 看護記録委員会では、看護記録記載基準の見直しや看護必要度研修を開催し、院内評価の実施・看護記録の充実(SOAP)などを挙げ、看護記録に関する問題解決にむけて日々活動しています。

災害対策委員会

 看護部災害対策委員は、院内災害対策委員と連携しながら、南海トラフ沖地震を含む地震・火災・台風などの災害対策に取り組んでいます。
看護部は、院内で一番大きな組織です。そして、入院患者様の傍らで24時間寄り添い、見守っているのは看護師です。看護師一人一人が、発災時に迷うことなく考えて行動できるよう、体制の強化に取り組んでいます。

 看護部災害対策委員会が発足して1年です。昨年度は、携帯用アクションカードの作成と配布を行いました。今年度はアクションカードを用いての実地訓練と災害支援に関する勉強会の企画をすすめています。患者様と職員の命を守るために、さまざまな活動に取り組んでいきます。

基準手順委員会

統一された看護を患者様に!
私達は、基準手順マニュアルを新人教育教材等、様々な場面で活用できる形式にするため
毎年見直しを行っています。現場スタッフの看護技術と手順が適正であるか、順守されているか、改善点はないか現場の声を拾いマニュアルの修正、また新しい基準手順を作成しています。4月の入職時研修では看護技術のデモンストレーションを行い統一された看護を患者様に提供できるように活動しています。

医療安全委員会

 看護部医療安全委員会は、安全管理室・院内安全管理委員会と協力し活動しています。
毎月の委員会では、現場から「あれは危険なのではないか」「これは改善できるのでは」等の意見が活発にあります。昨年度は、念願だった救急カートの院内統一化を行いました。しかし、統一して終わりではなく、常に見直し改善していこうとしています。
 患者さまの身近な存在である看護師の視点を活かし、安心・安全な看護を提供できるよう一丸となって取り組んでいます。