検査部門

検 査 部 門

検査部門

中央検査科の業務は、血液、尿、便、喀痰など患者様から採取された材料から様々な検査を行う『検体検査』と、直接患者様に心電図、超音波検査などを行なう『生理機能検査』に分かれています。当検査科では、現在臨床検査技師4名が、これらの検査業務をローテーションしながら行い、正確かつ迅速に検査し、結果を速やかに医師に伝えるよう日々努力しています。

夜間・休日においても患者様が安心して受診していただけるよう技師が当番制で在宅当直を行い、オンコール体制で365日24時間緊急検査に対応しています。

業務内容

検体検査

  1. 生化学検査(肝機能、腎機能、脂質、糖質、電解質など)
  2. 血液学検査〔血球算定検査、凝固検査(PT、APTT、フィブリノーゲン、FDP、Dダイマー)、骨髄検査〕
  3. 一般検査〔尿、便、髄液、穿刺液(胸水、腹水)など〕
  4. 免疫血清検査(感染症、腫瘍マーカー、ホルモン、)
  5. 輸血検査(血液型、交差適合試験)
  6. 微生物検査(尿、喀痰、糞便等の細菌検査)
  7. 遺伝子検査〔PCR検査(コロナウイルス)〕
  8. 血液ガス
  9. 簡易迅速検査(コロナウイルス、インフルエンザウイルスなど)

正確なデータを提供する為に毎朝コントロールを測定し、正しく測定できているかチェックします。また、検査技師会や検査試薬メーカー主催の精度管理サーベイにも参加しています。機器のメンテナンス(内部の洗浄、消耗品の交換等)も行います。血液型の判定は技師2名でWチェックして間違いのないよう努めています。異常値が出た場合は速やかに主治医に報告します。

生理検査

  1. 心電図
  2. ホルター心電図
  3. 負荷心電図
  4. 肺機能検査
  5. 呼気テスト
  6. ABI
  7. 24時間血圧測定
  8. 超音波検査(心臓、頸動脈)

検査の前には患者さんに分かりやすい言葉で説明をし、安心して検査を受けられるようにしています。
心筋梗塞や房室ブロックなど異常な心電図が記録された場合は速やかに主治医に報告し、指示を仰ぎます。
超音波検査中に異常な超音波像が得られたり、前回と違った超音波像が得られた場合には他の技師とWチェックし、必要に応じて主治医にも確認、報告を行います。