整形外科

診療科について

骨、筋肉、靭帯、関節などからなる「運動器」は身体を動かす仕組みであり、健康で豊かな生活を送るために不可欠なものです。われわれ 整形外科は、骨折、筋・靭帯損傷、関節脱臼、捻挫、打撲、腰痛、骨粗鬆症など「運動器の障害」に苦しむ多くの方々に、適切な診断と治療を提供しています。

主な対象疾患と治療法

検査

レントゲン、エコー、骨密度測定、CT, MRI
CT, MRIは外来初診時に当日検査が可能で、レントゲンで不明瞭な異常を即日診断しています。

四肢外傷

上肢外傷(手・肘・肩関節骨折、脱臼):整復術、骨接合術(上肢ブロック麻酔)
下肢外傷(股・膝・足関節骨折、脱臼):整復術、骨接合術(腰椎麻酔)

変形性関節症(おもに老化により関節軟骨が変性し関節が破壊される疾患)

変形性膝関節症:人工膝関節全置換術(腰椎麻酔)
変形性股関節症:人工股関節全置換術(腰椎麻酔)
術前に撮影したCTをもとに3次元計画を立て、手術中にコンピューターのナビゲートにより正確に再現できるナビゲーションシステムを用い、人工関節インプラントを正確に設置しています。

骨粗鬆症

脆弱性骨折の有無や骨密度の測定値を参考に「原発性骨粗鬆症」を的確に診断し治療を行っています。
レントゲンで不明瞭な「不顕性骨折」もCT, MRIを用い即時診断に努めています。

所属医師

医師名 中 紀文(なか のりふみ)

【役職】

院長

資格・所属学会等

1988 大阪大学医学部卒業、1997 大阪大学医学部大学院修了
[資格]
医学博士(大阪大学)、日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会脊椎脊髄病医、運動器リハビリ医、骨・軟部腫瘍医
臨床研修指導医,難病指定医、がん治療認定医・指導医
日本リハビリテーション医学会認定臨床医、義肢装具等適合判定医
がんのリハビリテーション研修修了、緩和ケア研修修了
日本癌学会評議員、日本がん転移学会評議員、中部日本整形外科災害外科学会評議員
日本学術振興会科学研究費委員会専門委員(2016-2017, 2019-2020)
Best Doctors in Japan 2016-2017, 2018-2019, 2020-2021
[所属学会]
日本癌学会,日本癌治療学会,日本がん転移学会,日本整形外科学会,日本リハビリテーション学会,中部日本整形外科災害外科学会,日本サルコーマ治療研究学会

診療実績

年度外来患者数入院患者数手術件数
20169853414865
20179290365244
20189961505756
201910121542816
2020128228145170
2021127158319152
2022151779461219